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Bacteroides fragilis

腸内常在細菌の一種で,宿主の免疫応答の調節に深くかかわっている.例えば,脾臓におけるヘルパーT細胞の免疫バランスの調節(Th1/Th2)や,腸管におけるIL-10産生性ヘルパーT細胞の誘導などに寄与している.これらの免疫修飾には,B. fragilisが発現するPSA(polysaccharide A)が必要である.(実験医学2015年3月号より)

生体バリアの破綻と疾患

皮膚・粘膜におけるミクロの攻防から読み解く炎症、アレルギー、感染症

長谷耕二/企画

解説は発行当時の掲載内容に基づくものです

本コンテンツは,2018年まで更新されていた同名コンテンツを元に,新規追加・再編集したものです